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スマホばかり見ていると「無表情で顔が老けていく」!

2024/10/18

スマホが無ければ生きていけない!なんて声をよく耳にする世の中ですが...。
ちょっと怖いお話を見つけましたので、こちらでご紹介させていただきますね。
 

スマホばかり見ていると「無表情で顔が老けていく」!
老化を防ぐ「顔のストレッチ」2つを歯科医が教える

スマホ中の「無表情」が老け顔を作る?

スマートフォンを見ているときの自分の表情を気にしたことがあるでしょうか。「眉間にシワが寄っている」、「目を細めている」ことには自覚があるかもしれませんが、実はもっとも美顔を脅かすのは「無表情」。

顔の筋肉を動かさないことが、老け顔を生むのだそうです。教えてくれたのは、『スマホがあなたをブスにする 歯科医師が教える1日3分でキレイを保つ方法』(大和出版)の著書があり、鍼灸師で歯科医師でもある中城先生です。

無表情は老け顔の元
「スマートフォンを長時間見ていると、無表情になり、顔が老けていく」と警鐘を鳴らすのは、口臭専門クリニックの院長であり、鍼灸師でもある中城先生。
なぜスマホの長時間操作が老け顔につながるでしょうか?

まず基本知識として、顔面の筋肉について、解説してくれました。
「顔面の筋肉は大別して2つあります。1つは、関節構造を持つ『咀嚼筋(そしゃくきん)』。顎関節を上下に動かして食材をかみ砕くためにあるものです。

それに対して、関節構造を持たない『表情筋』は、唇、頬、目の周囲にあり、会話をしたり笑ったり怒ったり泣いたりすることで、さまざまな細かい動きができます」(中城先生・以下同)

『表情筋』が動かないと肌にハリや弾力が生まれない

この表情筋が、スマホを長時間操作することで、退化していくと言います。唇、頬、目の周りの表情筋は、喜怒哀楽や会話がなければ反応しない筋だからです。

スマホの画面に長時間集中していると、誰とも会話をしないし、見ているものがよほど面白い内容でなければ笑うこともなく、顔面はフリーズしたままです。

「こうした習慣を続けていると、表情筋はどんどんやせ衰えていくでしょう。筋肉は使わないと滞り、ハリを失って萎縮することでたるみやシワを助長します。しかし、動かして鍛えれば弾力を取り戻すことができるのです」

顔の老化対策【1】「アゲアゲ歯ブラシストレッチ」
表情筋を動かすには、中城さんが考案した「アゲアゲ歯ブラシストレッチ」という運動が効果的とのこと。これは、頬の内側から「美」を作るツボと筋肉に大きな刺激を与えることができるのです。
早速始めてみましょう。用意するのは、いつも使っている歯ブラシ1本だけです。

『スマホがあなたをブスにする 歯科医師が教える1日3分でキレイを保つ方法』より
 
1. 歯ブラシの毛羽が付いていない背の部分を、口の中に入れる。頬の粘膜に押し付け、歯ブラシの柄を使って口の中から頬が
  膨らむように外側へ押し出す。
2. 歯ブラシの柄を前後・上下に動かして、頬の粘膜をこすり上げる。
    ・ ここで唾液の分泌が促され、筋肉にたまった老廃物や血行も促進されます。
        さらに、頬の中を流れるリンパ液の流れも刺激を受けて、首筋の皮膚や筋肉のたるみも予防できるようになります。
3. ふくらんだ頬を自分の力で押し返すように、頬の筋肉に力を込めて歯ブラシを押し返す。
    下唇も同様に行う。歯ブラシを押さえ、自分の筋肉の力で元に戻すことがポイント。
4. 1か所につき5回、朝晩、【1】~【3】のストレッチを繰り返す。

「このストレッチを続けていれば、早ければ1か月で顔のたるみや小じわ、深いほうれい線が目立たなくなるだけでなく、肌そのものに潤いと弾力を与えて、シミの悩みも解消してくれるでしょう」

歯ブラシとセットで「アゲアゲ歯ブラシストレッチ」をやってみよう

顔の老化対策【2】「舌パッチン」運動で舌筋を鍛える
表情筋の他にも、動かさなければ鍛えられない筋肉があると、中城さん。それは舌の筋肉、「舌筋」です。
中城先生曰く、唾液の分泌量が少なく口臭がある人の多くは、普段、下顎のあたりに舌を収めているそう。

「その状態では、舌の筋肉が鍛えられず、舌の動きが衰えています。するとその影響で頬がたるみ、ほうれい線が深くなり、二重顎にもなり、見た目より老けた顔になってしまいます」

舌の筋肉が衰えるとほうれい線も深くなる

老け顔を解消するには、舌筋を鍛えること。中城さん名付けて「舌パッチン」運動です。
次の手順でやってみましょう。
 

『スマホがあなたをブスにする 歯科医師が教える1日3分でキレイを保つ方法』
 
1. 舌をベストポジションに置くために、舌の先端と舌の中央の盛り上がったところを、上の前歯の裏側の歯肉に当てる。
  上顎の裏には、ザラザラしたシワがあるので、そこを目安にする。
2. 鼻をつまんで息をしても口から息が漏れ出ていなければOK。
  できていなければ、舌の位置を移動して、舌のベストポジションを探る。
3. 舌に緊張感を加え、口内から息が逃げない状態を作る。
4. 舌を弾くように力を解放する。「ポンッ」といった心地よい破裂音が出たらOK。 うまく音が出ましたか?

この「舌パッチン」舌筋運動によって、舌の筋肉が鍛えられると、さまざまな好影響をもたらすと言います。
「まず、垂れ下がった舌骨が高い位置に上がるため、二重顎の改善が期待できます。

次に、顎周辺の筋肉も動くことでリンパの流れがスムーズになり、むくみも改善できるでしょう。舌筋が鍛えられると滑舌がよくなり、自分の伝えたいことを伝えやすくなります。

他にも、睡眠時無呼吸症候群やいびきの習慣の改善にも期待ができるんです。
舌筋が鍛えられると、睡眠中に舌の根っこの部分が喉に下がることがなくなるため、良質な睡眠につながります。

睡眠の質が上がると体調や肌の調子がよくなるのはもちろん、睡眠中の血圧の上昇も抑えられます」

老化対策だけじゃなく睡眠の質も上がる「舌パッチン」

スマホの操作中、デスクワーク中など、気づいた時に舌のベストポジションを意識し、パッチンと音を鳴らしてみてはいかがでしょうか。

この「アゲアゲ歯ブラシストレッチ」と「舌パッチン」で、表情筋と舌の筋肉を鍛えれば、凝り固まった顔も柔らかくなり、表情がイキイキとしてくるでしょう。

人は無表情より、イキイキとした笑顔の方が美しく見えます。最近笑っていないかも、人と話していないかも…という人、スマホを長時間操作する習慣がある人は、ぜひ2つの運動を試してみてください。
 

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