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ついに花粉症シーズン!

2023/03/06

今年も3月に入り、少しづつ気温も高くなり1日1日と“春”に向けて
季節は移り変わりを見せてくれております。
季節の変わり目は、気温差も激しく体調を崩しやすい季節です...。
今年は花粉の飛散量も多いようですので、シッカリ対策しましょう。

こんな花粉症に対しての記事を見つけましたので、ご参考ください。
 

花粉症やアレルギーによる不快な鼻水・鼻づまりを軽減するには?
 
鼻水や鼻づまりは、口呼吸が増えることによる喉の乾燥や睡眠の質の低下、集中力の低下など、全身への影響も懸念されます。これからの時期には花粉症に悩まされる人も多いでしょう。漢方にも詳しい管理栄養士の小原さんによると、鼻水・鼻づまりは薬などによる治療と並行して、生活の見直しをすると症状を軽くできるそうです。そこで、対処法や食材、効果が期待できる漢方薬について教えてもらいました。

鼻水・鼻づまりの原因
鼻水・鼻づまりの主な原因は、ウイルスや細菌による感染症やアレルギー反応です。 ウイルスや細菌の感染によって風邪をひくと、鼻の粘膜が炎症を起こし鼻水が分泌されます。また、粘膜の血液の流れが滞り腫れることで、鼻の通りが悪くなる場合もあります。
さらに、ウイルスや細菌の感染が鼻の奥の副鼻腔にまで広がり、副鼻腔炎になると粘性の高い鼻水が分泌され、鼻づまりを引き起こします。
鼻水は、アレルギーの原因物質を排出するときにも分泌されます。これには、花粉などの季節性の原因のほかに、ハウスダストやペットの毛など通年性のものもあります。
また、急激な温度変化に自律神経のバランスが崩れ血管の収縮が対応できず、鼻粘膜が炎症を起こす「寒暖差アレルギー」でも、鼻水の分泌や粘膜の腫れによる鼻づまりが生じます。

鼻水・鼻づまりの対処法
自宅でできる鼻水・鼻づまりの解消法の1つは血流をよくすることです。鼻粘膜に十分な血液を届けることで機能を正常化し、異物への過剰反応であるアレルギーや自律神経のバランスの乱れによる鼻水の改善が期待できます。さらに、鼻粘膜の血流がスムーズになれば、うっ血が解消し鼻の通りがよくなります。手や蒸しタオルで鼻をおおうほか、湯船に浸かって全身を温めるのも有効です。
そして、加湿も鼻の症状緩和に役立ちます。乾燥していると粘膜が刺激されて、鼻水や鼻づまりの症状が出やすくなるのです。加湿器で部屋全体の湿度を高める、マスクをして呼気で鼻の周りの湿度を高めることなどが効果的です。

鼻水・鼻づまり解消に効果的な食材
鼻水・鼻づまりの解消におすすめしたいのは鮭です。鮭1切れ(80g)には、成人女性の1日の摂取目安量である8.5μg(文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」)を十分に満たす、25.6μgのビタミンDが含まれています。 ビタミンDには抗炎症作用があり、感染や異物の刺激で炎症を起こしている鼻粘膜の回復を助ける働きが期待できます。また、ビタミンDは免疫系のサポートに欠かせない栄養素でもあり、免疫が落ちることでかかりやすくなる細菌やウイルスの感染やアレルギー発症のリスクを減らすうえで重要な役割を担います。
ビタミンDは日光を浴びることで皮膚でも生成されるといわれています。しかし、コロナ禍で外出頻度が少なくなっている人もいるでしょう。また、日照時間が短い地域に住んでいるなど、日光に当たる機会が少ないと感じている人はとくに意識してビタミンDを食事から摂取することが大切です。
鮭はクセがないため、定番の塩焼きのほかに、ホイル焼きや唐揚げ、クリーム煮などさまざまな料理で楽しめます。また鮭を焼いて皮と骨を取り除き、ほぐして保存容器に入れておけば、自家製鮭フレークとして手軽にビタミンD補給ができます。

治りにくい鼻水・鼻づまりには漢方薬もおすすめ
漢方薬のなかには鼻水・鼻づまりに効果が認められているものもあります。
鼻水・鼻づまりは、胃腸機能の低下や水分代謝の乱れ、冷えや季節の変動による免疫機能の低下などが原因と考えます。そこで、水分の循環をよくしてアレルゲンや老廃物を排出する作用、消化・吸収機能をよくして抵抗力を高める作用があるものや、体を温める作用、炎症を和らげる作用がある漢方薬を選びます。
漢方薬は自然由来の医薬品として、免疫力を上げたり、自律神経を整えたりすることで、心と体の不調を根本改善することを得意としています。さらに、副作用が少ないこともメリットです。

◆ 鼻水・鼻づまりにおすすめの漢方薬2つ
・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
余分な水分を排出して水分代謝を正常にしつつ、体を温める漢方薬です。くしゃみや咳、鼻閉、アレルギー性鼻炎などに用いられます。
・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
熱をさますことで炎症や膿を抑えて鼻の通りをよくする漢方薬です。蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、ニキビに用いられます。

◆ 漢方薬を始めるときの注意点 漢方薬は食事の工夫などでは不調が改善しなかった人でも、効果を
感じる場合が多くあります。
ただし、漢方薬はその人の体質に合っていないと、よい効果が見込めないだけでなく、副作用が起こることもあります。自分に合う漢方薬を見つけるために、服用の際は漢方に詳しい医師や薬剤師に相談するのが安心です。
 

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